受付業務デジタル化サービス「あんどうさん」会社の顔である「受付のお姉さん」を代行してくれるユニークなAndroidアプリ「あんどうさん」が2011年12月5日、フレックスエージェント株式会社からリリースされた。

デジタル受付システム「あんどうさん」 for Android プロモーション(You Tube)

筆者はこのサービスを知ったとき「スナックのママがあんどうさんならいいなあ」とバカなことを想像していたのだが、いやいや!このアイデアあながちバカにできないのでは?と思い「スナックあんどうさん」構想を巡らせてみた。

すると最近注目のライフスタイル「ノマドワーカー」と、流行りの「お一人様ビジネス」の新しいカタチを思いついて楽しくなってきたので、筆者の構想をザッと紹介しよう!

■そもそも「あんどうさん」とはなんぞや?
そもそも、「あんどうさん」とはAndroidタブレット専用のアプリと担当者のPC、そしてWEBシステムの3つを連携させてリモート操作で受付業務をこなすことができるサービスだ。もっとも大きなメリットは初期費用が高額だった受付システムの「イニシャルコストの削減」につながること。

受付設置イメージ
あんどうさんの設置例

そして「あんどうさん」でできることをザックリまとめると…

(1) 来客への質問事項を自由に決められる
→来客理由やアンケート、飲み物など

(2) 来客者のデータを蓄積し、二次利用することができる
→来客者に記入してもらったデータを保存、分析できるので、マーケティングに役立つ

(3) 待ち時間にブラウジングや音楽が楽しめる
 →Androidタブレットなので当たり前といえば当たり前だが

(4) オリジナルキャラが作れる
 →追加料金15,000円かかる

■「ノマドママ制度」と「デジタルお一人様」と「ニュータイプバーテン」
さて、ここからは筆者が考えた「スナックあんどうさん」のビジネスモデルを書いていく。

まず、スナックのカウンターにはイスの数だけ「あんどうさん」を設置する。前述の(1)の要領で酒やツマミをオーダーできる。そして「あんどうさん」をリモート操作するPCの前にはママいて、「今日は遅いのね」とか「飲み過ぎなんじゃない」といったノンベエがうれしくなるコミュニケーションをskypeや電話で行うのだ!

このビジネスモデルの画期的なポイントは全部で3つ!

【画期的その1】「ノマドママ」はスナックに出勤する必要がない
ノマドママ「ママ」はリモート操作を行うPCさえあればどこでも「ママ」になることができる。出勤日はTwitterやFacebookでつぶやいておいて、好きなときに好きなだけ仕事ができる。激務とされてきたママ業の新しいカタチだ。

さらに(2)で説明したように、顧客の好きな酒やツマミのデータベースもママはモニタしながら接客することができる。

ノマドママは登録制のアルバイトのように人材派遣会社に管理を任せておくのがよさそう。

【画期的その2】ひとつの店舗で不特定多数のママに会える「デジタルお一人様」
カウンター筆者もひとりで飲みに行くことがあるが、はじめての店で「お一人様」だと少し照れくさいものだ。スナックにおいてフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションは大事だが、丁度いい距離感をとって欲しいのが「お一人様」のナイーブな本音。音声通話のみで酒が飲める「スナックあんどうさん」に集まるのは、ナイーブな「デジタルお一人様」なのだ。

「ひとつの店舗にひとりのママ」が常識だったスナックだが、「スナックあんどうさん」に来店すれば、不特定多数の「ノマドママ」の中から自分のお気に入りのママを選べる。

【画期的その3】いくら不愛想でもOK!実力だけがモノを言う「ニュータイプバーテン」
バーテン「スナックあんどうさん」はママが店舗にいないので、飲食物を提供するボーイ兼バーテンが必要になる。バーテンというとお酒を提供する腕前はもちろん、顧客を惹きつける人柄やホスピタリティにあふれた接客が必要だが、接客はノマドママが行なっているので、バーテンは美味しい酒を提供していればそれでOK。全く新しい「ニュータイプバーテン」というスタイルである。

バーテンは基本的にバックヤードに引っ込んでおいて、顧客に迷惑さえかけなければスポーツ新聞を読んでいようが、まかないメシを食べていようがカンケーないのだ。

■黎明期ビジネスに暖かい視線を!
以上が筆者の考えた「スナックあんどうさん」構想だ。「エキセントリックすぎるだろ」と思うかもしれないが、お一人様ビジネスはまだまだ黎明期。往々にして黎明期のビジネスは風当たりが冷たいもの!

ちなみに、このプロジェクトを実行に移すつもりは今のところないので、あしからず(笑)

あんどうさんオフィシャルWEBサイト
フレックスエージェント株式会社 プレスリリース

記事執筆:久野太一