ハイスペック・高機能で選ぶAndroid

Androidの最大の魅力といえば、多くのメーカーがシノギを削るスペック競争から生み出されるハイスペックな端末だろう。アップル1社が開発・製造をしているiPhoneとはひと味違う、競合各社による切磋琢磨の結晶ともいえる。

しかし、シーズンごとにスペックアップ・高機能化するので、現時点でどのくらいが「ハイスペック」「高機能」に該当するのか、しっかりと把握しておくのはなかなか難しいのも事実。

スマホ選びをサポートするコラム「運命のスマホ選び」今回は2011-2012年冬春モデルのハイエンド端末の中から、オススメの機種を5つピックアップして、それぞれの特徴を紹介していく。

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■現時点での「ハイスペック」の目安は?
そもそもな疑問が、スマホでいうところの「ハイスペック」「高機能」とはなんなのだろうか?明確な基準があればいいのだが、こればかりは日進月歩で技術がどんどん進んでいくので、高性能の定義や境界線はない。

そんな中、今季に限ってはハイスペックの目安が少しわかりやすくなっている。まずひとつ、最低条件として「デュアルコアCPU搭載」が挙げられる。それに加えて、(あくまで筆者個人の所見だが)以下の項目を1つでもクリアしている端末は「ハイスペック」「高機能」と呼んでもいいのではないだろうか。

・デュアルコア1.5GHzのCPU搭載
・Android4.0搭載
・次世代通信網に対応(WiMAX、LTE)
・4.3インチ超のHD対応大画面


今季発売される端末にこれらの条件を満たすものは多くあるが、今回はその中でも「個性的な機能」や「ズバ抜けたスペック」を備えている端末を紹介する。

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■Android4.0をイチ早く!注目度満点のNexusシリーズ最新作【ドコモ:GALAXY Nexus】
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Googleとサムスンが共同開発したNexusシリーズの最新作。どこよりも早くAndroid4.0を体験できる端末として注目度はバツグン。NFC対応なのもAndroidの未来を示す注目ポイントだ。ただ、スペック自慢のサムスン端末にしては1.2GHzのCPU、カメラ画素数510万はほんのちょっと迫力不足?という印象も。

それでもハイスペック・高機能には間違いないGALAXY Nexusは2011年冬モデルの注目機種の筆頭なのは疑いようもない。残念なのは、端末自体はLTE対応しているにも関わらずドコモのXiには非対応というところ。

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■前作に引き続き最強?大人気機種がさらにパワーアップ【ドコモ:GALAXY SⅡ SC-03D】
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2011年夏モデル最強!との呼び声が高かったGALAXY SⅡだが、半年もたたずに新機種が発売されることに。SⅡを買った人は複雑な気持ちだろうが、GALAXY S Ⅱ E SC-03Dのスペックがまたすごい!

一見するとデザインはあまり変わっていないように見えるが(実はちょっと変わっている)、CPUは1.5GHzのデュアルコアに進化し、さらに次世代通信網Xiに対応と死角なし!一点注意したいのは、前作のGALAXY SⅡはワンセグ対応していたが、GALAXY SⅡ LTE SC-03Dは非対応になっているところか。

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■買わない理由ない?ハイスペックでガラケー機能充実【ドコモ:Optimus LTE L-01D】
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こちらも2011年夏モデルで人気を博したOptimasシリーズの最新機種。前作「Optimas Bright」のセールスポイントは見やすい高輝度IPS液晶だけだったが、今回のOptimus LTE L-01Dはオドロキの進化をとげている。

IPS液晶はもちろん、1.5GHzのデュアルコアCPU搭載、Xi対応、ワンセグ・おサイフケータイ対応とまさに至れり尽くせり。あとはAndroid4.0へのアップロード対応を明言してもらえれば、もはや買わない理由はないのだが…今後の対応に注目したいポイントだ。

■デュアルコア&3D対応したWiMAXとHTCの名コンビ【au:HTC EVO 3D ISW12HT】
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2011年2月、WiMAXと3Gを併用してテザリングできる端末として発売され話題を呼んだ「HTC EVO WiMAX SHW11HT」の後継機。Android OSとの相性は折り紙つきのHTCだけに、デュアルコア(1.2GHz)とWiMAXを駆使したストレスフリーな操作感は秀逸だ。

そして、ガジェットマニアならずとも必見なのは3Dへの対応。3Dブームが盛り上がっている昨今、イマイチ煮え切らないスマホの3Dシーンをどう盛り上げてくれるかに注目したい。Android4.0へのアップロード対応も早々に名言している安定のHTCクオリティは、今後もスマホのスペック競争をけん引してくれそうな予感だ。

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■CPUに定評のあるAQUOS PHONE初のAndroid4.0端末【ソフトバンク:AQUOS PHONE 104SH】
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今回紹介する端末の中では唯一の国産端末であるAQUOS PHONE 104SH。快適に動作するCPUに定評のあるAQUOS PHONEが1.5GHzのデュアルコアを搭載したとあって、サクサク動作への期待度高し。そして、現時点で発表されている国産端末で初となるAndroid4.0対応なので、長く活躍してくれそうだ。

ただ、発売時期が2012年春の予定なので、それまでに目まぐるしくトレンドが入れ替わるAndroidシーンがどう変化しているかはなかなか想像できない。

■スペック競争がAndroidの弱点?
スペック重視で機種選びをすると、やはりサムスン、LG、HTCといったアジアの海外勢が強い。

ただ、Androidのスペックは日に日に更新されていって、今回紹介した端末もあと半年もすれば並程度かそれ以下のスペックになってしまうだろう。だからこそ現時点で最高のスペックと機能を備えた端末をチョイスして、少しでも長く愛用したいと思うのが世の常。

長く使うなら、やはりOSは最新のものに対応してもらいたいわけで、メーカーはできる限り多くの端末をAndroid4.0に対応させてもらいたいものだ。OSのアップデートが確定していない端末に機種変更することはある種のギャンブルになってしまう、というのはAndroidの弱点のひとつだ。

記事執筆:久野 太一


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