WiMAX

Android活用サイトAPPmaxの用語解説コラム「今さら聞けない!スマホ用語」。今回解説するのは「WiMAX」だ。

KDDIのCMでよく耳にするようになった「WiMAX」という言葉。聞きなれない人も多いと思うが、いったいどのようなものなのか。「高速でネット接続できる」ことは間違いないのだが、それならドコモの「Xi(クロッシィ)」とどこが違うのか?特徴をおさえておくと今後のスマホ選びに役立つ知識だ。

■WiMAXは通信規格の名前
WiMAXとは通信規格の名称である。モバイルブロードバンドを実現するサービスとしてドコモのXiとあわせて紹介されることが多いが、正確にはWiMAXは通信規格であり、Xiはサービスのブランド名である。ただ、WiMAXを扱うKDDIグループのUQコミュニケーションズは「UQ WiMAX」として、WiMAXをブランド名としても売り出しているので、ユーザーには、さらにわかりにくくなっている。

ちなみにXiはLTE(Long Term Evolution)という通信規格なので、WiMAX規格のUQ WiMAXサービス、LTE規格のXiサービスということになる。

■速さだけではないWiMAXの特徴
WiMAXは下り最大40Mbpsの高速通信が特徴のひとつだが、それ以外にも「移動中の接続」と「人口カバー率」も特徴としてあげられる。

・移動中の接続
WiMAXは移動中の基地局から基地局へ通信を切り替え(ハンドオーバー)が高速移動中もスムーズに行われる。試験では200km/hの移動にも支障が生じなかった。

・人口カバー率

全国の政令指定都市・特別区の実人口カバー率は95%超になる。全国主要都市で高速インターネット接続が可能なインフラが拡充している。

■auスマホにWiMAX搭載でなにが変わる?
auのスマートフォンでは、2011年4月に発売された「HTC EVO WiMAX」を皮切りに、既存の3G回線に加えてWiMAXの回線を使用できるスマートフォンがリリースされる予定だ。これらはスマートフォンでありながらモバイルルータとしても使用できるテザリング機能を搭載している。テザリングが可能になることで挙げられるメリットは大きく2つだ。

1.ノートPC・タブレットなどのモバイル環境が変化
WiMAXの広域・高速回線を利用してノートPCやタブレットといったモバイルデバイスの用途が広がる。モバイルルータを別途契約することなく大容量のデータ通信をモバイル環境で行うことができるようになる。

2.WiMAXと3Gの使い分け
モバイルデバイスの急速な普及により、ネットへのアクセスが集中し回線が混雑する場合が今後増えることが予想されているが、WiMAXと3G、ふたつの回線を使い分けることで、回線の混雑を回避する(データオフロード)効果が期待されている。

■次世代の「WiMAX2」の驚くべきスペック
UQコミュニケーションズはWiMAXの次世代通信網として「WiMAX2」の開発を進めている。2011年7月に実施されたWiMAX2のフィールドテストでは、バスの走行中で下り80~100Mbpsを計測、バスの停止中は下り150Mbps近い速度を計測した。UQコミュニケーションズは2013年早期での実用化を目指しているとのことだ。

記事執筆:久野 太一


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