FOMAからXiへ

Android活用サイトAPPmaxの用語解説コラム「今さら聞けない!スマホ用語」。今回解説するのは「Xi(クロッシィ)」だ。

「Xi」と言えばドコモが提供している通信サービスのブランド名称だが、「FOMA(フォーマ)」とはどこが違うのか?なにが便利なのか?急速に進化するモバイルブロードバンドの基礎知識として知っておくと、スマホの機種変更やタブレット端末の購入などに役立つこと請け合いだ。

■ドコモの次世代通信網
「Xi」は2010年12月より、ドコモから提供されている通信サービスのブランド名称で、「X」には「人、物、情報のつながり」や「無限の可能性」を意味し、「i」は「イノベーション」や「私」をそれぞれ意味している。

2011年10月現在、Xiに対応したモバイルルータが発売されているほか、「Xiタブレット」というタブレットブランドも発表され、「GALAXY Tab 10.1 LTE」や「ARROWS Tab LTE」が発売される。

さらに、2011年冬モデル以降は、ドコモのスマートフォンでもXi対応機種が提供発表される予定となっており、「Xi」は今後のドコモのスマートフォンにおけけるモバイルブロードバンド化の主力となる。

■通信規格「LTE」を採用
Xiは通信規格「LTE(Long Term Evolution)」を採用している。現在主流の第3世代の通信網(3G)をさらに発展させた技術であるため「3.9世代携帯電話(3.9G)」と呼ばれることもあるが、国際電気通信連合ではLTEを4Gと呼称していることもあり、呼び方は統一されていない。

■FOMAとの違いは「速度」と「低遅延」
Xiの最大の特徴は下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbpsを計測(一部の屋内施設では下り75Mbps、上り最大25Mbpsを計測)する通信速度だ。現在ドコモのスマートフォンのデータ通信の主流になっている「FOMAハイスピード」が下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの通信速度なので、下り速度の理論値においては5倍以上となる。

また、速度だけでなく、低遅延もXiの大きな特徴だ。3G回線より、データ転送での遅延が少ないことから、ゲームや動画が途切れることなく利用できる。この進化により、ゲームや動画といった大容量コンテンツをモバイル環境でも本格的に利用できると期待されている。

■Xiならではの対応サービス
ドコモではXi対応サービスの拡充を進めており、大容量データ通信を行うオリジナルのコンテンツを発表している。主な対応サービスは以下だ。

・Qik ビデオ:ビデオチャットや動画のシェアなど、ビデオコミュニケーションを一括管理できるアプリ

・G CLOUD:ハイクオリティなゲームをクラウドで提供するサービス。クラウドでの管理なのでマルチデバイスでのプレイが可能

・Hulu:月額固定性の映画配信サービス。ハリウッド映画を中心に高画質のタイトルを数多く楽しめる

・JORLEY:時事ニュースを人気タレントが独自の観点でエンターテイメントにする動画配信サービス

記事執筆:久野 太一


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