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2011年夏、各キャリアよりAndroid端末が次々とリリースされているが、読者の方々はどの機種が気になっているのだろうか、あるいはすでに気に入った端末を見つけて購入したいう人もいるだろうか。

ガラケー機能やテザリング機能への対応、ついにはデュアルコア搭載の機種まで現れた今年の夏モデル。APPmax鬼の編集長をして「今夏のAndroidは買い!」とうならせるほどの力作ぞろいだ。

もちろん、APPmaxライター陣でAndroid最古参である筆者(久野太一)も、購買意欲をグイグイと揺さぶられたうちのひとりだ。なにせ、筆者は現在、去年の4月に発売された初代Xperia(ドコモのSO-01B)を、未だに愛用しているのだが、最新機種に比べるとさすがに動作が重いのなんのと…。

しかし!筆者は今夏の機種変更は断腸の思いで購入をスルーすることに決めた。

それは何故か・・・

■振り返ると「ひと昔まえ感」ただようモバイル環境
筆者の現在のモバイル環境は以下の通り。

スマホ:初代Xperia SO-01B
モバイルルータ:Pocket WiFi(イー・モバイルのD25HW)
ノートパソコン:Acerの激安ネットブック(11インチくらい)
※ノートパソコンも買い換えたいけど、それはまた別のお話…

という環境。悪くはない環境だけど、全部2010年に購入したもので「ひと昔まえ感」は否めない。

■買い換えるための条件は3つ!譲れないぞ
買い換える条件は大きく3つ!

1. おサイフケータイ:クレジットカードと併用で、キャッシュレスのモバイル生活の実現。
2. ワンセグ:地デジ対応もしていないほどテレビを見ないので、見たいときはワンセグをモニターに出力して見る。
3. テザリング機能:これでPocket WiFiを解約して回線をダイエットする。

この条件をそろえるいことで、今の生活をダイエットできる。つまり、財布、小銭入れ、テレビ(わざわざ捨てないけど)、Pocket WiFi、が必要なくなるわけだ。

■条件にピッタリのスマホは存在した!
今夏の新機種で、テザリング対応の機種はけっこう出た。でもauはau Wi-Fi SPOT」の戦略推進のため、今夏の新規のテザリング対応機種はナシ(2011年4月発売のHTC EVO WiMAXには搭載されている)。ソフトバンクは、漏れ聞こえる電波の不安定さへの不安がつのる…。

と、言うことで、キャリアはドコモに絞ったドコモは発表した夏モデル9機種のうち7機種にテザリング機能を搭載しているというチカラの入れっぷり!前述の条件にピッタリの機種も2機種見つかった。

久野にピッタリ機種その1:AQUOS PHONE SH-12C(ドコモ)
3D画像の視聴・撮影が可能。CPUはシングルコアでも高速な1.4Ghzを搭載して、国産端末の中で今夏最強端末との呼び声もあり、スペック的には文句なし。

久野にピッタリ機種その2:MEDIAS N-06C
スリムボディながら、防水・ワンセグ・おサイフ・赤外線・テザリングに、春モデルの800Mhzから1Ghzにアップと、まさに全部入りケータイだ。カメラ機能も高性能で、補正能力の強化と、シャッタースピードが魅力。

この2機種が筆者の購入条件に当てはまる。たしかに当てはまるのだが・・・

結局、筆者は購入を断念した。それは何故か?

ちょっと贅沢な理由だが、妥協したくない久野なりの理由があったのだ。

■AQUOSとMEDIASを買わない理由
ギリギリまで購入しようか迷ったAQUOSとMEDIAS。それでも結局買わなかったのは、ほんの紙一重ともいえる理由だった。

AQUOS PHONE SH-12Cを買わない理由:3Dが苦手
スゴい技術だなあ、と、常々思っているのだが、もはや筆者は旧世代なのか、3D映像を長時間見ていると、どうしても目が疲れるのだ。慣れと言われればそれまでだが、現時点で、3Dが自分の描いた理想のモバイル生活には、イメージできなかったのだ。

鬼の編集長には、3D切って2Dで普段はつかって、宴会や合コン時だけ3Dにすればいいじゃん、と、一蹴されたが、2D&3D切り替えボタンとか、ツインカメラとかが、どうもノドに刺さった小骨のように気になってしまうのだ。

MEDIAS N-06Cを買わない理由:デザインが苦手
これは感覚的な問題なのだが、MEDIASのデザインがちょっと苦手なのだ。筆者の使っている初代Xperiaは、買って1年以上経った今も飽きがこないくらいデザインが気に入っている。機能やスペックも大事だが、毎日使うモノだけに、手になじむ、愛着を持てるるか否かは、やっぱり大事にしたかった。

ワガママといえばワガママなのだが、やっぱりスマホは使って楽しい!と思えないといけないと思うのだ。

■買い換え最大の障壁が「解約金」
機種変更!と一口に言っても、やはり先立つものが必要なわけで、新スマホへの買い換えには、お金の問題はついてまわる。筆者の場合、XperiaとPocket WiFiが2年契約となっており、この夏に機種変更するとなるとけっこうシャレにならない「解約金」が発生する。

筆者の場合…
・Xperia(2年契約の「端末購入サポート」で、購入から15ヶ月目)
→解約金8,610円
・Pcket WiFi(契約が「新にねん」で、購入から10ヶ月目)
→解約金15,000円

合計23,610円
※金額はドコモとイー・モバイルの公式サイトを参照

となる。この大出費が機種変更への大きな障壁となって、筆者にのしかかってきた。

鬼の編集長のように、生活をモバイルで捨ててもいいと覚悟してる人(違うかもしれないけど)は、解約金など障壁にはならないのだろが、まだ若手で生活も大事な筆者には、これは大きな問題なのだ。

■まとめ:救いは「愛」
筆者は以上のような理由で今夏の機種変更はスルーしたのである。GALAXY SⅡやiida INFOBAR、Xperia acroなど、スバラシイ機種が目白押しなのは疑いようもないのだが、まだ解約金の壁をクリアするだけの運命的なスマホとの出会いではなかったと思うようにした。

それでも、もし「GALAXY SⅡにおサイフ搭載」とか「INFOBARがテザリング対応」とか「acroでテザリング可能」とか、機能が「ちょい足し」できれば、フトコロ事情もかえりみずに購入していただろう。

ひとつ救いなのは、筆者は初代Xperiaを「愛している」ことだろう。もちろん、最新機種と比較してしまえば、勝てる部分は、ほぼ皆無だが、手に馴染んだフォルムには多大な愛着がある。

次のシーズンのスマホ発表まで初代Xperiaに「ガマン」するのではなく、「愛の二人三脚」で、幸せな機種変更を迎えようと、今は考えている。(ぐちゃぐちゃいってないで、漢らしく新機種に逝けと、鬼の編集長が遠くで叫んでますが・・)

記事執筆:久野 太一


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